こんにちは。代表の中山です。

先日、以下の記事が話題になりました。

日本経済新聞

若手のタイパ重視離職に落とし穴　「勤続1年未満お断り」の企業も – 日本経済新聞 新しい早期離職の形が新入社員ら若手に広がっている。タイパ（タイムパフォーマンス）重視の効率志向から今の環境を早期に見切りをつけてしまうパターンだ。企業が中途採用…

「タイパ」という言葉はネガティブな意味合いで使われる機会が増えてきました。
よく使われる「タイパ重視」ですが、信用を切り売りした短絡的な利益を得る行為に見える事が多く、批判的に見られるのも正直仕方ない気がします。

今回は「エンジニアが生き残るために一番大事なこと」について、20年以上にわたりエンジニアとIT企業の経営者を兼任してきた僕の考えを述べていきます。
会社員だけでなく、フリーランスの方も頭に入れておいて損はない内容だと思うので、ぜひ最後まで読んでください。

エンジニアが生き残るために一番大切なのは信用残高

「エンジニアが生き残るために一番重要なことは何か？」と聞かれたら僕は「信用残高」と答えます。

ここでいう「信用残高」とは、単なる技術力や資格のことだけを指しているわけではありません。
もちろん技術スキルや知識があってこそエンジニアの仕事は成り立ちますが、プロジェクトの現場で最も重要なのは「この人になら任せても大丈夫」 と周囲が安心して思えるかどうかです。
プログラミングスクールを出たばかりの未経験フリーランスに需要がないのも、信用残高がないからです。